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真壁華夜がその日・その時感じたことや考えたことの整理或いは備忘録的に使われることもあれば萌えメモとして使われることもあるし、日常の愚痴をこぼしていることもあるかと思います。基本的に偏屈な管理人sが綴っているのでその辺を許容できる人向け。反感買いそうなものは裏日記に書くようにしています。
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2008/06/19 (Thu) 02:13:06
●風邪っぴき2日目真壁です。
 喉の痛みは治まりましたが見事に鼻に来ています。しかも昨日痛かった所為か声は枯れてるし鼻が出てるので鼻声だしでもう…だるいったらない。
 頭痛もしますorz
 でもこの頭痛は風邪の所為か明日雨という予報もあるのでその所為で片頭痛起こしているのか判らん。肩こり…ではないと思うのだけど。
 頭痛がひどくて出勤途中でマツキヨに寄りひえぴたもどきを買った。でこりんに貼って仕事してました。

 ただ熱がないのはありがたいですね。動けるから。
 そんなわけで今日は胃をいたわってリゾットつくりました。トマトコンソメスープをベースにリゾット。真壁さ…白粥食えないんだよ。だめなんだよ御飯自体あんま好きじゃないから(炊き立ての匂いが嫌い)、お粥にするともう…だめで。
 リゾットなら食える。おじやも食えます。
 要するに、他の味で誤魔化されてれば平気なのね。
 
 


●そんなわけで昼間は運動にいけなかったので(こんな鼻詰まってて喉からからな状態で走ったら自滅する)、その分漫画描いてました。何やってんのさ。
 いや、漫画自体は昨日上げてあって、今日は写植してグレースケールで色落として(真壁はグレーの濃淡だけで彩色をすることができません)いただけです。続きます。むしろ続きがメインです。何で鳥ちゃんだったのかというと、鳥ちゃん描きたかったからです(笑)
 さり気無く益田を絡ませて、鳥益っぽい雰囲気を出そうと試みていたりするとかしないとか。

 そんで今回試験的に、サイズを出力する場合のサイズにして(A5版)、デジタル作画してWeb用のサイズに圧縮という過程をたどってみたのですが。
 よろしくないですね。
 WebはWeb、出力は出力というカンジです。




●今日はもう風呂入って寝ます。






●ネタとかき手と創作物。
 で、三題噺。

 あくまで真壁論です。それ以上でもそれ以下でもない。良し悪しも結論もない。ただ、真壁はこう考えててそれに基づきブログにあれこれ垂れ流してるんですよっていうだけ。
 多分日記読んでてここまで読むのはそれなりに真壁への理解の深い皆さんだと思うのですが一応反転だけしておきます。
 


●「~をかいている」とか「~かきたい」とか、真壁は垂れ流そうが黙っていようがそれぞれに利点があると思うしそんなのその人の好きにしたらええやないのと思うのね。
「~かきたい」ってのはかけない現状に対するメモだったり欲求不満の捌け口だったりするんだろけうけれど、それに「だから?」とリアクションするのはそのサイトとかかき手さんへの愛着があんまない人だと思うんだが。
「~をかいている」と垂れ流されたらそれができあがるまでが楽しみになるし、どんな話かしらとわくわく待つことができる。今「~をかいているんですね」という具合に。「~かきたい」ってのを垂れ流されたとしても、それ自分の読みたいものに近かったり自分が考えてもみなかったものだったりすれば「いつかカタチにしてくれるかしら」とか漠然とした楽しみになると思うんだが。それが思いっきり自分の守備範囲を外れていたとしても、「あぁ残念次は別のかいてくれたら嬉しい!」ってなるんじゃないかしら。

 逆に、黙っているならいるでいいと思うんです。いきなり現れた新作に、やっぱりそれはそれで食いつくわけですよ。
 面白さは、垂れ流した場合もそうでない場合も変わらんと思うわけです。



●かこうとしているものを告知してしまうのは、確かにネタバレにはなるんだろうがそれで読む意味がないってことはないと思うのよ。「カタチ」になったものは、ネタを読むんじゃなくてやっぱりその「カタチ」を楽しむんだと思うし。
 小説だったら雰囲気を、漫画だったら表情や仕草を、楽しむんじゃないのかな。
 それともそういう楽しみ方をする真壁はマイノリティ?

 確かにオチが重要なネタにおいてそのオチを開示してしまうのはいただけないとは思いますが、それでもそのオチを「読ませる」カタチの強みみたいなものはあるんじゃないかなぁと。

 ネタが判ってしまっているものに読む意味がないなんてことはないと思うんだ。むしろ本当にないならそれはただの「ネタ」でしかなくて、言葉はきついが「中身」がないことになりはしないだろうか。
 でもカタチにする以上それは起こり得ないと思うんだよね。
 漫画ならやっぱり描き手の絵という付加がついて、その絵を、描かれたキャラの表情を何気ない言葉を仕草を楽しむことができる。
 小説ならやっぱり書き手の描いた世界を言葉から組み立てて、空気を行間を言葉を表現を楽しむことができる。
 中身は、カタチにした時点で必然的に生まれるんじゃないかしら。

 まぁネタの垂れ流し具合にもよるのかもしれませんが。「もう小説にしちゃえよそのままwww」ってくらい綿密に詳細にキャラの遣り取りまで含むようなネタの垂れ流しは、もうそれネタじゃなくてプロットだろうってことになると思うんだが――それでも「カタチ」として完成したものを読む意味がないなんてことはないと思うんです。完成した「カタチ」はやっぱり、そのネタをかき手が読ませる上で「ベスト」な状態にまとまったものだと思うので。
 
 ネタは、あくまでネタでしかない。
 レシピが、あくまでレシピでしかいないように。

 レシピ見てたって「こういう味になるんだろうな」と想像することはできるが作られた料理を食ってみないことには実際の味は判んない。そのレシピの価値は出来た料理を食わないことには判んない。
 ネタだってそうなんじゃないかしら。
 カタチにされなきゃそのネタの醍醐味みたいなのは判らない。



●オリジ創作から同人に参入してくる人がいるように(真壁はこっち)、いきなり同人から創作に入る人もいるんじゃないかと思うんだが。
 その入り方の違いでネタと作品とかジャンルと作品とかの関係の捉え方みたいなのがある程度傾向が出てきたりするんだろうか。それとも真壁がただ単に変わり者なだけなのかな(ありうるな…偏屈だからな真壁)。

 でもさ。
 ネタが判っている作品を読む意味がないのなら、リクの重複防止のためにいただいたリクをリストしてあるキリリクとか読む意味がなくなるってことになるじゃない。こういう話ですよってのを、読むときの気分とかに併せて紹介してある作品は見る意味がないことになるじゃない。
 そんなことないでしょうと。
 それと同じじゃないかしらと。
 垂れ流すネタの密度にもよるんだろうし垂れ流すにも限度があるって意味かもしれませんが――それでもやっぱり「完成したカタチ」が無意味になるような「ネタバレ」は、かく前の段階においては存在しないと思うんだ。



●まぁ結局何が言いたいのかと言うと。
 
 垂れ流したからといって、そしてその内容がこれから「カタチ」にする予定のものだったとして、それはあくまで「ネタ」でしかないんだから完成した「カタチ」に意味がないはずがない。

 と、真壁は思っています。ネタとして、垂れ流した内容が例え完結していたとしても、「カタチ」になっていない以上矢張り――ネタはネタでしかなく「カタチ」には「カタチ」であるからこその価値も意味もある。

 真壁は割と「あれ書きたい」「これ書きたい」言ってる気がしてきたのですが、書いたことについて別にそれで読む意味がないとは思ってないから垂れ流したりもするわけですが。
 ネタを知っていたところで、完成したカタチはかき手にさえ判らないんです。かいてみないことにはわからない。かき手は、ネタが「カタチ」にされたとき最初の読者になるわけですが。
 Webの再録本にも意味があるように。
 垂れ流されたネタをカタチにすることにどうして意味がないことがあろうか(反語)。

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