プロットは既に出来ている

●今晩和、真壁です。
　スパークの原稿始めました。プロットは組みあがっているのでとりあえず、何章構成になるかは見切れてませんが(多分…十章くらい？　今回は短いのをぽんぽん章で区切って話を続けていくカンジ)、序章→第一章→第二章まで上がって段落調整もして第三章書いてます。

　出来れば今週中に脱稿したいところです。


　何だろうなぁ……。
　学生時代の、想いを自覚するまでの話を書くのはこれで三回目(『片恋連鎖』『曖昧な駆引』『ヒツナツノカケ』)なんですが(書きすぎ…)、矢張り…こう、じわじわと感情を侵食されていくようなところに焦れたり苛立ったりする秋彦を書くのが堪らん。『片恋連鎖』は総←秋がメインで、榎←中を自覚するまでの過程は書いてないのですが……。
『曖昧な駆引』は、榎さんに振り回されて自分の日常や平穏なんかを少しずつ侵食されて。
　それでもなんか妥協してしまって。
　かなわないなぁ…ってかんかくに陥っていく過程がとても楽しかった。

　今は、まぁあんまり書くと内容に触れてしまうので(ネタバレになってしまうので)書けませんが、少しずつ…秋彦が苛立ちを感じ始める段階に入ってきたので楽しくってしょーがないｗ

　スパークの次は１月のシティだと思うのですが、順番から行くと…Web再録が多くなりそうなんですよね……。
　どうしたもんかな、と。
『偶然の接触』『奇跡の余韻』『奇跡の再来』は、『曖昧な駆引』と次の段階として必要で。
　ただこの三話はこれでまとまってしまっている感がかなりあるので書き下ろしを付け足すにもちと考えねばなるまいな…という感じがあります。
　まぁまだ先のことですけどね……。



●痛々しい恋愛関係を書くのが矢張り好きなようです。
　歪んでるかな(苦笑)
　でも、感情は出来るだけリアルに書きたい。都合よく、割り切れないのが人間だから。
　同性だっていう葛藤も、素直に甘えられない不器用さも。
　そういう人間くささが愛しいのだと思うから。