ホメオスタシス

●恒常性。
　今を維持しようとする力。

　　たぶん、いま日常生活が機能している環境に必要なのは、コレ。

　いつも通りが機能しているうちは、それを維持し続けるのもひとつの役目だなと思わされました。妹が陸上やってた関係で、真壁も陸上競技は興味があり好んで見るスポーツの一つなのですが、その中でも好きな選手の一人である為末氏のブログを拝見してそう考えるに至りました。寄せられたコメも一通り読んで、批判コメがあるのを悲しく思いつつ、結局――綺麗ごとと謗られようと、他人事だと思われようと、それでも今できることをする以外に出来ることはないんですよね…確かに。
　
　毎日のＴＶ・ラジオ報道で、被害状況の更新を聞くたびに耳を塞ぎたくなります。ひぃぃぃって、声が漏れる。
　その中で、自分の知り合いが無事であったこと――物的には有事だったにしても命が無事であったことは何よりと思う――を、幸いに思います。また会うことができる。距離的に難易度は高いですが、それでも不可能ではない。その幸運を素直に噛みしめようと思いました。
　そんなことを思いつつつらつらと書いた。
　ただこんな時期なので、もしかしたらこういう文は誰かのココロを逆撫でてしまうかもしれないのでたたんでおきます。
　読んだ後はノークレームでお願いします。
　真壁も今そんなに余裕があるわけではない。

●埼玉は、先日書いた通り内陸なので津波の心配もなく、流域面積日本一の利根川さんが近くといえば近くにありますが、幸い真壁の住んでるところはそこからも少し離れているので地震で川がどうこうってことはまずなさそうです。
　火山も――浅間山が活火山として近くといえば近くにあるんですが、それでも県内にあるわけでもない。
　比較的、災害に強い地域だとも言えます。実家は栃木と言っても今放射能が心配な県北ではなく県境付近なので、それ込みでどちらも比較的災害――天災に見舞われにくいエリアにあると思います。



●今回の天災もそうですが、それを受けての経済も今怖いですね…ずっと円高が続いてて、円相場が８２円くらいから回復しねぇぞおい…とか思い続けていた矢先に今回の震災で、株価は下がって東証が８０００円台乗り込んだとかでうぉぉ…って、何が出来るわけでもないですが落ち着かない気分になったりします。
　でも、そんな日本経済を支える――微微たる力ではありますが――社会人の一人として、出来ることといったら今従事している仕事をすることで。ＴＶが地震報道ばっかでつまんねーとか言ってる生徒と授業することで。
　被災している知り合いだけにでもせめて何らかの支援ができたらとか思いますが、それも多分現在の物流的に難しいことで、今後当面の状態を考えると関東もそう余裕のある状態でもなかったりするわけで。

　コンビニで買い物した際のおつりを募金する程度の微微たる支援と、節電協力とか…チャリ通勤してガソリン不足の改善に気持ち貢献したりだとか、そんな程度ですが……。

　日常を維持できるうちは維持し続けて。
　当たり前にしてきた日々を維持し続けて。
　そしてそれがまた意識せずともあたりまえな日常に戻るようにと願うばかりだったりします。
　


●人間、経験と慣れというのは恐ろしいもので、真壁は今回の地震でもう…地震の規模の感覚がおかしくなっています。
　
　今日も静岡でM6.4？　の地震があって、埼玉もちょっとゆれたんですが(長かった…また酔いそうになったorz)、M6くらいか…って、ほっとしてしまう感覚。怖い。普通に、東日本大震災前ならそれはデカイ地震キタ……ﾋｨｨｨ!!!　ってレベルだった。でも驚かなくなっているのが怖い。完全に感覚が麻痺している。

　そんな中、今日も夜中にコレを書いている途中で緊急地震速報が鳴ってビビったりで。落ち着かない日々を送りつつ。
　日常を送れることに感謝して、感謝しつつ日常を日常通り送ろうと思って。
　とりあえず――日記魔の真壁としては、今まで通りつらつらと――その日のネタを、不謹慎にならない程度に投下しておこうかなと思った次第。
　とりあえず真壁さん今日も元気なのねと思ってもらえればそれでいいかなと。
　あぁまた病んでるのかお前はとかであったとしても、ネットからも引きこもったらこの時期逆に何かあったと思われそうで申し訳ないかなと(苦笑)

　　いつも通りであること

　これが今の自分にできる精一杯で、しかしベストな選択でもあるんだろうなと思わされた。
　興味のある人はこちらをどうぞ→http://tamesue.cocolog-nifty.com/samurai/2011/03/post-c95f.html