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真壁華夜がその日・その時感じたことや考えたことの整理或いは備忘録的に使われることもあれば萌えメモとして使われることもあるし、日常の愚痴をこぼしていることもあるかと思います。基本的に偏屈な管理人sが綴っているのでその辺を許容できる人向け。反感買いそうなものは裏日記に書くようにしています。
2006/12/10 (Sun)
03:46:38
ブロットのメモ。榎京注意。
帰ってきた家の縁側に腰を下ろして前屈みに座る京極。
誰もいない家の庭先で、ようやく終わった伊豆の事件の後味の苦さに溜息。
吐き気がするほどの気分の悪さが未だに抜けず堪えている。
欠けた月が昇り始めた。
【宴の後(仮) ―プロット―】
日も暮れた頃、事情聴取やらを終えて神田は神保町の事務所に帰ってきた榎木津さん(和寅は買い物に出ていて不在。ビルは真っ暗)。
電気も点けずに応接用ソファに前屈みに座る探偵。伊豆の事件の黒幕――堂島大佐に見た過去に纏わりつかれ疲弊している様子。
室内が暗いためより鮮明になっている。
左手で目を覆い視界を遮って溜息。
帰ってくる和寅。電気点けて榎木津さん帰ってきてるのに驚く。
和寅の言葉を聞き流して、無言で席を立ち事務所を出る探偵。
向かった先は京極堂。
駅から徒歩30、40分の道程をわざとゆっくり歩く(答えを探す時間を稼ぐように)。
やがて着いた店先で、奥座敷に回ろうとして珍しく少し躊躇う。
けれど結局そのまま奥へ。
縁側でひとり何かを堪えているような様子に足を止める。唆した責任を幾許か感じているような探偵。
暗がりの中、中禅寺が伊豆の事件を思い遣っているのに気付く。
「いつにも増して顔色悪いぞ、この本屋」
しかし結局いつものように振舞う探偵。
京極は顔を上げない。「何しに来たんだい」と冷たく儀礼的に聞き返す中禅寺。
沈黙。
と、静止。
急に咳き込んで吐く中禅寺。
駆け寄って介抱(そんな器用な真似できるんだろうか榎さん(謎))し、ずかずか台所に向かって水を持ってくる探偵。
「あれだけ云ったのにまだ解らないのかお前は」
呆れた口調で水を渡す。「我慢しすぎるからそういうことになるのだ」
「他に方法もないだろう」
強がる古書肆。
譲らない探偵。
再び沈黙。
言葉を見つけられない探偵。
沈黙を貫く拝み屋。
無理矢理腕を掴んで乱暴に、引きずるようにして座敷に上がらせ奥の間に突き飛ばすように促す探偵。
「着替えろ」
それだけ云って襖を閉める。閉めた襖に背を預けるように座り込む。
その襖に背を預けて自分の体を支えるようにやっとで立ってる京極。
「唆したこと、僕は謝ったりしないぞ」
「あぁ」
「悪かったとも思ってない」
「解ってるよ、そんなことくらい」
「けど、解ってないこともあるだろ。お前」
「……何が、云いたい」
緊張する空気。
口にしようとして、迷い。
けれど、結局口にする。
「お前の所為じゃない」
「…………」
「僕には憑物なんか落とせないぞ。だから、自分で何とかしろ」
突き放したような言い方。
けれど、真意は伝わった様子。
動いた気配。
衣擦れの音。
それでいい。
探偵は満足そうに笑みをこぼす。
「この前、美味い店を見つけたぞ」
「そうですか」
「付き合え」
「相変わらず強引だな、あんたは」
「偶には唆されてみたらどうだと出掛ける前にも言ったはずだ」
「そうだったな」
着替えを済ませている間、庭を片付けている榎さん。
中禅寺が出てくるのを、縁側で星を眺めながら待っている。
「遅い!」
「あんたの着替えより短いよ」
「――何だ。いつもどウりじゃないか」
「おかげさまでね」
連れだって家を出る二人。
榎さんオススメの店とやらへ。
and that all......?(真壁にも解りません(それもどーよ))
こんなかんじかな。うん。多分変わるな。
段々乗ってきて、プロットなんだか草稿なんだかわからんくなってくるのはいつものこと。
別館の携帯サイトにも京極置き場を設けて小説もupしたんだが、どうも長すぎて携帯のメモリを超えちゃうらしく表示されないことに今日気付き、結局なんだかんだで4分割することになりました(笑)
ふ、不覚……。
帰ってきた家の縁側に腰を下ろして前屈みに座る京極。
誰もいない家の庭先で、ようやく終わった伊豆の事件の後味の苦さに溜息。
吐き気がするほどの気分の悪さが未だに抜けず堪えている。
欠けた月が昇り始めた。
【宴の後(仮) ―プロット―】
日も暮れた頃、事情聴取やらを終えて神田は神保町の事務所に帰ってきた榎木津さん(和寅は買い物に出ていて不在。ビルは真っ暗)。
電気も点けずに応接用ソファに前屈みに座る探偵。伊豆の事件の黒幕――堂島大佐に見た過去に纏わりつかれ疲弊している様子。
室内が暗いためより鮮明になっている。
左手で目を覆い視界を遮って溜息。
帰ってくる和寅。電気点けて榎木津さん帰ってきてるのに驚く。
和寅の言葉を聞き流して、無言で席を立ち事務所を出る探偵。
向かった先は京極堂。
駅から徒歩30、40分の道程をわざとゆっくり歩く(答えを探す時間を稼ぐように)。
やがて着いた店先で、奥座敷に回ろうとして珍しく少し躊躇う。
けれど結局そのまま奥へ。
縁側でひとり何かを堪えているような様子に足を止める。唆した責任を幾許か感じているような探偵。
暗がりの中、中禅寺が伊豆の事件を思い遣っているのに気付く。
「いつにも増して顔色悪いぞ、この本屋」
しかし結局いつものように振舞う探偵。
京極は顔を上げない。「何しに来たんだい」と冷たく儀礼的に聞き返す中禅寺。
沈黙。
と、静止。
急に咳き込んで吐く中禅寺。
駆け寄って介抱(そんな器用な真似できるんだろうか榎さん(謎))し、ずかずか台所に向かって水を持ってくる探偵。
「あれだけ云ったのにまだ解らないのかお前は」
呆れた口調で水を渡す。「我慢しすぎるからそういうことになるのだ」
「他に方法もないだろう」
強がる古書肆。
譲らない探偵。
再び沈黙。
言葉を見つけられない探偵。
沈黙を貫く拝み屋。
無理矢理腕を掴んで乱暴に、引きずるようにして座敷に上がらせ奥の間に突き飛ばすように促す探偵。
「着替えろ」
それだけ云って襖を閉める。閉めた襖に背を預けるように座り込む。
その襖に背を預けて自分の体を支えるようにやっとで立ってる京極。
「唆したこと、僕は謝ったりしないぞ」
「あぁ」
「悪かったとも思ってない」
「解ってるよ、そんなことくらい」
「けど、解ってないこともあるだろ。お前」
「……何が、云いたい」
緊張する空気。
口にしようとして、迷い。
けれど、結局口にする。
「お前の所為じゃない」
「…………」
「僕には憑物なんか落とせないぞ。だから、自分で何とかしろ」
突き放したような言い方。
けれど、真意は伝わった様子。
動いた気配。
衣擦れの音。
それでいい。
探偵は満足そうに笑みをこぼす。
「この前、美味い店を見つけたぞ」
「そうですか」
「付き合え」
「相変わらず強引だな、あんたは」
「偶には唆されてみたらどうだと出掛ける前にも言ったはずだ」
「そうだったな」
着替えを済ませている間、庭を片付けている榎さん。
中禅寺が出てくるのを、縁側で星を眺めながら待っている。
「遅い!」
「あんたの着替えより短いよ」
「――何だ。いつもどウりじゃないか」
「おかげさまでね」
連れだって家を出る二人。
榎さんオススメの店とやらへ。
and that all......?(真壁にも解りません(それもどーよ))
こんなかんじかな。うん。多分変わるな。
段々乗ってきて、プロットなんだか草稿なんだかわからんくなってくるのはいつものこと。
別館の携帯サイトにも京極置き場を設けて小説もupしたんだが、どうも長すぎて携帯のメモリを超えちゃうらしく表示されないことに今日気付き、結局なんだかんだで4分割することになりました(笑)
ふ、不覚……。
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