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真壁華夜がその日・その時感じたことや考えたことの整理或いは備忘録的に使われることもあれば萌えメモとして使われることもあるし、日常の愚痴をこぼしていることもあるかと思います。基本的に偏屈な管理人sが綴っているのでその辺を許容できる人向け。反感買いそうなものは裏日記に書くようにしています。
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2009/02/06 (Fri) 03:32:12
●リアクションなしでは動けない。
 本館25万打Get者さんは現れそうにないので、とりあえず25万打キリリクは流す方向で。
 企画めいたものも、何か希望やら御提案があれば…と思ったのですが。
 浮かばず。

 あ゛ー…どうしようかな。記念絵茶とかしたら参加者さんいらっしゃるかな。



●さてさて。
 先日写メ日記にupしたろり大佐の経緯漫画のネームを御覧になった毬禍さんから寛大なお言葉を頂戴したので昨日はそれの作画してました。今週は絵ばっかり描いてます。こう…偶にね、くるんですよ。絵をものっそ描きたくなるの。
 多分今がそうなんだろうと思います。
 同じくらい小説書きたくてうずうずしてるんですけどね…僅差で絵が上回っている。

 小説も、なんか…読後目を瞑ってじっと余韻を噛み締めたくなるような、そんなふうにちょっと(ちょっと?)痛いものが書きたい。
 鳥益……。
 というか。
 書きかけの奇跡の再来も完成させたい。
 学生時代の、好きで割り切れた頃の、あの淡く澄んだ感情を書いてる時の感覚は、森センセの本を読んでいるときの感覚に近い、静かな気分になるんですよ。読後感は全然違いますけどね(あたりまえです)。
 何で今度の日曜は仕事なんだよぅ…しかも朝から(泣)。
 あ゛ー…なんかちょっちヘヴィめのものを書きたい。何だろう…病んでるのかな(謎)。砂駕さんも、サイト開設して早々でなんだけど、薬屋で怪我ネタ書きたくてうずうずしてるって言ってた。座木が怪我したら秋も狼狽てるんじゃないかなぁと。隣にゼロイチがいたらいい。秋は、ゼロイチの前でだけ、ちょっとだけ自分の素をさらすことが出来るといいと思う(そういう、誰かの前でだけ弱さを晒すっていうのに真壁はものすごく萌える)。

 益田に、鳥ちゃんと喧嘩とかさせてみたい(一方的に(人はそれを八つ当たりという))。
 でも喧嘩にはならないんだよな…鳥ちゃんはそれをすべて許容してしまえるから。鳥益の関係は、何処までも益田が鳥ちゃんに勝てなくて、鳥ちゃんは益田をありのままですべて許して許容する度量があるからなりたっている。そしてだからこそ益田はツライ。ってのが醍醐味だと思っています。



●咳が相変わらずで、これはもしや咳喘息とやらになってはいまいかと心配になってきた。花粉症か風邪かダブルでくらってんのか(この可能性が一番高い気がするんだが)…生活時間的に病院に行きにくいので困る。悪化はしてないが回復もしてない気がする。
 ……やっぱ、土曜日にでも病院行こうかな(--;)



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▼続きという名の(ry
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 パタン。
 扉を閉める。夜の静寂を壊すことも出来ない溜息のような音しか立てられなかった。
 どんなに願っても届かない。
 彼は、自分のものになんかならない。
 それは解っているはずなのに。解っていて、それでも自分の中にある想いが砂一粒に満たない些細なものでしかなくても、伝わればいいのにと――彼の中の空白を埋められたらいいのにと、願って。
 馬鹿な真似をした。
 事務所を後にして階段を下りる。
 一階まで下り切って階段室の――ビルの外に出ると、冬の澄んだ空気の中で冴え冴えと輝く月と星が夜の街に小さな明かりを灯していた。
 雨が降ってくれば良いのに。
 音もなく降るのは月明かりと星明りだけ。
 もう終電もないのに街を彷徨う。
 冷たい冬の空気が思考を冷ましてくれる。
 立ち止まって、頼りない街灯の下で両の掌を見下ろしてみた。
 何もない。
 ただ、偽善に汚れた手があるだけだ。 
 いつも、そういうタイミングで現れる彼とは流石に今日は鉢合わせることもないだろう。
 駅で始発を待つか、或いは――。
 無意識に歩いているうちに足は駅に向かっていた。
 人影がある。終電に乗り損ねた人間が、自分以外にもいたらしい。
 壁に背を預けてそのままずるずると座り込んだ。
 途端に、感情が込み上げてくる。
 無理矢理、あの人が預かってきた想いだ。
 そして、彼の想い人は、あの人とこうした感情を預け合って受け流せる人なのだ。
 敵うわけがない。
 でも。
 それでも。
 請け負って遣りたかった。
「益田君……?」
 嘘だ。
 いるはずない。
 顔を上げる。
 声のした方に視線を投げる。
「益田君ですね?」
 如何して。
「何か、胸騒ぎがして。終電は気になったんすけど家にもいなかったからもしかしたらまだ神田かなと思ったんすよ」
 近付いてくる、跫。
「来ないで……」
「え?」
「来ないで下さい」
 必死で自分を誤魔化そうとしているのに。
 また、このままでは彼に甘えてしまう。あの人の想いは、彼に転嫁するために預かってきたわけじゃない。
「もう、僕のことになんか構わんで下さい」
「益田君……」
「蔑んでよ」
「出来ないすよ」
「馬鹿だって――愚か、だって…分不相応な真似するからだって嘲笑って下さいよ」
「それは」
 口が、勝手に言葉を紡ぐ。
 違う――それは全てあの人に云われた言葉。彼に求めるのは筋違いだ。
 解ってるのに、言葉が止まらない。
 こんなのは八つ当たりだ。
「見限ってよ」
「出来ないよ」
「如何して」
 沈黙。
 呆れられただろうか。
 それでもいい。
 その方が、いい。
 彼の好意を厚意と偽って利用する、狡くて汚い自分には、きっと。
「……云って、良いんすか?」
「…………」
「良いなら、云いますけど」
 そんなのは狡い。
 堪えていた涙が頬を伝い落ちる。
 近付いてくる跫。もう、拒むだけの気力もなかった。
 膝を屈して目線の高さを合わせ、彼が、躊躇いもなく伸ばした手を。
 涙を、拭おうする指先を。
 反射的に、甲で払い除けた。
 その手を、彼に掴まれて。
 引き寄せられる。
「やめて下さい」
「嫌なら、殴るなり蹴るなりして振り解いてくれて構いません」
「そんな――」
「僕にも、譲れない線はあるんすよ」これでも。
 厳しい声。
 狡い。
 卑怯なのは――何時だって自分の方だ。
 恐恐と、手を、彼の背に回す。
 彼は、それを咎めもせず。それを、拒みもしなかった。
 好きだと、彼に本心で云えたら良かったのに。
 云えない自分にこんなにも、嫌悪感を覚える自分の汚さに吐き気すら覚えるのに。
 彼に甘えずには夜も越せない、無力な自分を思い知るのが精一杯だった。


-------------------------
 to be continued......
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 衝動に任せて書いた鳥益草稿。
 うん、ちょっとすっきりした!


 

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