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真壁華夜がその日・その時感じたことや考えたことの整理或いは備忘録的に使われることもあれば萌えメモとして使われることもあるし、日常の愚痴をこぼしていることもあるかと思います。基本的に偏屈な管理人sが綴っているのでその辺を許容できる人向け。反感買いそうなものは裏日記に書くようにしています。
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2007/08/28 (Tue) 00:00:58
※榎京←益だけど状況は益榎



 無言で、探偵は肩に顔を埋めている。
 柔らかな髪が首筋をくすぐるが、そこに愛おしさを感じられるほどこの状況は甘美に緩やかに流れてはいなかった。
「え、榎木津…さん?」
「…………」
 背に、腕を回そうとして、躊躇う。
 この人を抱き締めることは自分にはまだ許されてはいない。許されているのはこの世界でただ独り、神の孤独を知り神の痛みとなり――神をこんなふうに不安定にさせることのできるあの黒衣の陰陽師だけだ。
 温もりを強いることもできない自分の臆病さに自嘲した。
 それでも、傷つけるよりは幾分いい。
 ただこうして必要とされただけの温もりを、神に捧ぐだけで。
「……何も、聞きません」
 衝動。
 その一言で許してはくれないだろうか。
 どれだけ自分を振り回してくれても構わない。だから、この一瞬の衝動だけを。
「聞きませんから」
 理性を総動員して抑え込んだ腕を解放して。
 神の温もりを腕の中に閉じ込める。
 世界の中心で孤高を貫く神の生き様に、ほんの僅かだけ関わらせてくれるだけでいい。
 けれど近くにあるはずの温もりは、彼の気高さがそうさせているかのようにひどく遠く心の奥底に小さく鈍い痛みをひとつ落としたのだった。


 to be continued......





 スミマセンスミマセンスミマセン。
 なんか唐突に益榎書きたくなっただけです∑(//□//)
 榎京←益なんですが、状況は益榎です。榎さんしょげて帰ってきて、ただ縋るものが欲しくてそれがどれほど残酷か知りながらそうせずにはいられずつい…益田くん肩に顔を埋めてしまったのでした。

 いつかまとめてカタチにしたいですね。
 らくがきらくがき。
 久々の草稿デシタ。リアクションは歓迎。好意的なものならば、ですが(苦笑)。
 
 

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